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【和柄 えす】 制作風景

桜の花がくるくると風に舞う様を表現した作品。

桜平打リングの制作工程を、簡単ではありますが、少しだけご紹介させて頂きます。
一つの作品が出来上がるまでには、様々な工程があります。

デザインから、それを糸鋸(いとのこ)で透かし彫りを施し、ロー付作業、ヤスリで削り、 磨きをかける・・
と、手間のかかる作業を、ひとつひとつ丁寧に行います。

桜 平打ちリング 桜 平打ちリング

桜平打ちリング制作工程 

制作工程 透かし彫り

1・
はじめに、リング幅、サイズに合わせた銀板に、
シルバーの削り粉を焼き付ける、メルトという半溶かしの技法を使って、
リング表面にあるザラっとした部分を作ります。

銀板が黒くなっている部分がそうです。

2・そして、小さな花びらを一枚づつ丁寧に透かし彫りを施し、一枚の絵を描く様に、桜を表現していきます。

制作工程 桜 透かし彫り

3・
作品の構成上、「えす」の刻印はこの時点で打ちます。
右端の方に見えるのが刻印です。

この様に、銀板に桜の透かし柄を施してから、形にして行きます。

制作工程 リングの外側 内側 

4・あらかじめ、サイズに合わせて制作したリングの土台と
隙間を作らない様に合わせていきます。

制作工程 桜リング ロウ付け

5・ロウ付けと呼ばれる溶接作業です。
酸素バーナーを使って、
隙間なく少しずつ丁寧にロウ付けしていきます。

制作工程 桜リング 磨き 仕上げ

6・ヤットコで挟みながら、少しづつ丁寧にロウ付けが終わると
ほぼリングの形は出来上がります。

後は、硫酸水に浸け、酸化して黒くなっている部分をキレイにして、
ロウ付け部分をヤスリで削り、
さらに、磨きをかけていきます。

制作工程 桜リング 完成写真

7・全体にいぶしをかけて、さらに磨いて艶を出し
最後に皮(革)を入れて完成です。

ご注文を頂いてから一点づつ制作していますので
お一人づつにぴったり合わせた、どの様なサイズにも対応しております。

18金 霞桜 平打ちリング 透かし彫り

透かし彫りのみで制作した、桜 平打ちリングもあります。
素材は、18金(イエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールド)/シルバー950/
プラチナ900、どの素材でも制作出来ます。
記念のペアリングや、マリッジリングとして、多くのお客様にご注文頂いております。
お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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