「エス」は、和柄を中心とした、ハンドメイドシルバーアクセサリー＆ジュエリーです。

エス　リング制作工程　

1・シルバー950の板に柄を描いて、糸鋸で切り抜きます。
その後精密やすり等で切り口をキレイにします。

2・リングの部品となるパーツを、サイズに合わせてそれぞれ作り、
（・シルバー950の角線二本・切り抜いた板・内側に使う板） 全体に赤くなるまでなまします。

※なまし・・・バーナーで全体が赤くなるまで火をあてる事によって地金をまた柔らかい状態に戻す作業の事。

3・ 二枚の板を　叩いて　サイズに合わせて丸めます。 リングの内側と外側になります。
あまり叩き過ぎると、広がってしまうので注意します。

4・ロウ付けと呼ばれる溶接作業です。
酸素バーナーを使って、隙間なく少しずつ丁寧にロウ付けしていきます。

リングの内側になる板を丸めたら、切り口がぴったりと合うように糸鋸を入れます。

この時に隙間が開いてると、ロウづけした時にすが出る原因になるので、光に透かしてみたりしながらぴったり合わせます。

5・それに合わせてぴったりと隙間を作らないよう角線をリング状にロウ付けし、ぴったり合うようにはめ込みます

6・リングの内側になる部分と外側の部分が出来たら、これらを重ね合わせ、隙間を作らないよう抑えながら、さらにロウづけをします。

7・硫酸水に浸けて、酸化した部分をキレイにします。

8・ロウ付けした部分をやすりで削り、紙やすり等でも平らになる様に削ります。

9・リングの表面、内側もやすりで削りリューターを使って
ペーパーやシリコンポイント等で細かくキレイにしていきます。
この時、出来るだけキズが無くなるまで、細かく丁寧に作業をします。

10・ラインを入れる場合は、テープでマスキングして糸鋸を入れます。

11・バフで仕上げをします。この時、あまり長くあてると柄がダレてしまうので、前もって出来るだけキレイに仕上げておきます。

12・超音波洗浄器でキレイにします。

13・来上がりです。この後は部分的にいぶしをかけセーム革等で磨いてキレイにします。
それから間に革（皮）を入れます。